主語
こんにちは。
だいぶ前回と間が開いてしまいましたが、今日も頑張りましょう。
今日のテーマは「主語」です。
日本語においては、私、あなた、彼…など、
英語においては、I, you,he,sheなどにあたるものです。
皆さんがスペイン語を話す時、この主語が後々鍵になってきます。
では早速行きます。
私→yo
"ヨ"ではなく少し濁らせて"ジョ"と発音するとコスタリカでは通じやすいです。
もっと言うと、濁らせつつも"ヨ"と発音していることがわかるようにするとなお良いです。
私は〜なんです。
などと言いたい時はyoから文が始まることをお忘れなく。
あなた→usted
2人で会話する時には欠かせないものです。"ウステッ"のように発音すると通じやすいようです。
一般的に"d"が単語の終わりに来る場合は発音がかなり弱まるようです。
Ustedはそのひとつです。極論、発音しなくても通じるようです。
彼、彼女→él, ella
少し難しいイメージがあるかもしれません。
ですが、皆さんは会話の中で"あの人"とか"あいつ"などという言葉を使っていませんか?
それと同じことです。これらを使うことで会話はかなり簡略化されます。
ここで補足です。
lla の発音はコスタリカでは濁る傾向にあります。yoと同じように濁らせて"ジャ"のように発音すると良いでしょう。
これは私が試していることなのですが、"ジャ"でも"リャ"のニュアンスを残して発音するとなお通じやすいようです。
Yoの時も同じようなことを述べましたが、これはなかなか話していて面白いことです。
しかし適当に濁らせても通じますので、あまり心配する必要はないかと思います。
気軽に行きましょう。
私たち→Nosotros (nosotras)
自分を含めた複数の代表として何か述べたり話したりすることは頻繁にあるかと思います。
発音は"ノソトロス"となります。これは簡単です。なぜならローマ字のように読んでしまえばいいからです。
ですが、簡単であることの引き換えと言ってはなんですが、実は例外があります。
もし話者が女性で、かつ女性だけのグループを代表して何かを述べる時は主語はNosotras になります。
私は女性を尊重しているのだろうか、と考えたりするのですが、詳しい成り立ちは今後調べてみたいと思います。
あなた達、君たち→Ustedes
これはかなり便利です。複数の人々について述べる時は、例えば親しい友達であろうと、先生方であろうと、ustedesと言ってしまえばそれで済むのです。
要するに、身分の差も性別の差もここにはありません。複数の人々を前にして話す時はustedesです。
一通りこんな感じです。
これらの主語から文は始まります。
それを頭に入れて置ければ今日は合格です。
今日は以上です。
ありがとうございました。
これさえ言えれば…!
こんにちは。
2回目となりました。
コスタリカ弁と名付けたからには、ただのスペイン語を教えてもなんなので、今日はコスタリカに特化していきたいと思います。
コスタリカが世界に誇るフレーズを紹介します。
¡Pura vida! (ぷら びだ)
コスタリカに来るなら、このフレーズは絶対に覚えなければなりません。非常に汎用性の高い、そして便利な言葉です。
意味は…
特定できません。
使用例を挙げていきます。
- その1 あいさつ
友達: Como estas??(元気?)
あなた: Pura vida!(元気だよ!)
あいさつされた時に、Pura vidaを使うと、あいさつを返したことになります。
- その2 スーパーにて
店員: Sería mil colones.(1000コロンになります。
あなた:(お金を渡す)
店員: Gracias.(ありがとうございます)
あなた: Pura vida!(ありがとう!)
スーパーの店員さんにありがとうと言いたい時、Pura vidaを使うと、ありがとう!とか、そちらこそ!という意味になります。
- その3 友達と別れる時
友達: Bueno, se cuida.(じゃあね、気をつけて。)
あなた: Pura vida!(ありがとう、じゃあね!)
友達と別れる時にPura vida を使うと、じゃあね、バイバイ!みたいな別れのあいさつにもなります。
ここで、このフレーズ自体を見てみるとPuraは純粋な、vidaは生活なので、純粋な生活、となるのですが、細かな意味は気にしなくて良いです。
例に挙げたように、非常に便利な言葉ですし、このフレーズはコスタリカでしか通じないそうです。
コスタリカの人々は非常にこのフレーズに誇りを持っています。ですので私が留学に来て初めて教えてもらったスペイン語はPura vidaです。
ですからみなさんがコスタリカに行く機会があるのなら積極的にPura vidaと言ってみましょう。
例に挙げたようにあいさつ、感謝の気持ちを一度に表せる非常に便利な言葉であるだけでなく、
コスタリカが誇るフレーズですので、かなりの確率で現地の人々に気に入られることでしょう。
Pura vida!
是非覚えてください。
今日は以上です。
ありがとうございました!
とりあえず!
こんにちは。
今日から初めて行きたいと思います!
初回ですので、今日は初めてスペイン語と出会います!と言う人が多いのではないかと思います。
またちょっとした興味からページを開いたという方もいらっしゃるのでは?
ということで今日のテーマは!
「あいさつ」です。
コスタリカをはじめとするスペイン語圏の国々では、知人と会うと必ず一声かけます。
というわけで、早速紹介していきます。
¡Hola! (おら)
やあ!とか、こんにちは!というニュアンスで使いましょう。
恥ずかしがらず、自信を持って言ってみましょう。最初が肝心です。
ここで注意したいのは、スペイン語を話す際に「h」は発音しないということです。
つまり、hはないものとして扱わなければならないということです。後に慣れていきます。気にせず続けていきましょう。
最初の一声で相手の注意を自分に向けたら次はこれです。
¿Cómo estás? (こも えすたす)
元気ですか?
Holaとセットで使いましょう。すると、「こんにちは! 元気ですか?」となります。
これが非常に大事です。知っている人にあった時、初めての人にあった時、必ず「Hola, ¿cómo estas?」と言いましょう。
発音はローマ字と同じように読んで構いません。しかし、恐れず、はっきりと発音しましょう。
Hola, ¿cómo estas? と言った後には相手から返事がきます。
Bien, y ¿tú? (びえん、い とぅ)
元気です。あなたは?
必ずこのような答えが帰ってきます。bien とは、元気な、快適なというイメージです。
そしてここで大事なのは、「聞かれたら、聞き返す」ということです。
tú は あなた です。必ず聞き返してみましょう。
アルファベットの上に点がついていますが、これはアクセントの記号です。
そこを強く発音してください。tú
であれば、語調は右上がりになります。
相手に聞き返されたら、また返答してみましょう。
Bien, gracias. (びえん、ぐらしあす)
私も元気です!の意味をこめて、自分もbien と言います。
graciasとは、ありがとう です。
感謝の気持ちを表すのは、スペイン語においても大切なことです。
ここでもう一つ。スペイン語では疑問文、感嘆文では、「¡〜!」や「¿〜?」のように!、?で文を囲むのが正式です。
が、友達とSNSでテキストを送っていると、最初の反対のマークは省略されたりします。なのでまあ、そんなに気にする必要はないと思います。
さて!ここまでがいわゆる「一声かける」ということです。これさえ覚えればあなたはもうスペイン語話者です。
難しく考えずに、恐れずに使ってみてください。
言葉は相手に伝えるための道具です。たかがそれくらいのことで悩んでいてはいけません。
楽をしながら直感で言葉を覚えましょう。言葉は子供でも話すことができます。第二言語なのだからできないのが当たり前です。
恐れずに、楽をして、直感で学んでいきましょう。
今日は以上です。
ありがとうございました。